カテゴリ

子宮頸癌ワクチン

2023.09.23

多嚢胞性卵巣症候群と2年前に診断され、現在ヤーズフレックスを服用しています。ピルの内服によって子宮頸癌リスクが上がると知りました。私は10代の頃、子宮頸癌ワクチンを摂取していません。性交渉経験がある20代後半で、今から子宮頸癌ワクチンを摂取する効果はありますか。

性交渉が始まる前に子宮頸癌ワクチンを接種するのは勧められますが、性交渉の経験があればもうすでに感染してしまっている可能性もあるので、あまりお勧めしませんね。
ピルの内服によって子宮頚癌の発症率が若干上昇することは知られていますが、幸いなことに子宮頚癌は発症前に異形成の状態で見つけることができます。
異形成なら子宮の入り口を少し削り取る手術をするだけで、子宮本体は残すことが可能となります。
以上のことからピルを内服している方は毎年子宮がん検診を受けることをお勧めしています。