子宮頸がんワクチン

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子宮頸がんワクチンとは

 

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんの主要な原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)に対する予防接種です。このワクチンにより、子宮頸がんのリスクを大幅に減少させることができます。

ワクチンの種類

2価ワクチン

このワクチンは、HPV16型とHPV18型の2種類のウイルスに対応しています。

4価ワクチン

4種類のタイプ(HPV16, 18, 6, 11型)に対応しています。6型と11型は尖圭コンジローマという病気の原因となることもあるため、このワクチンは子宮頸がんだけでなく、その他の病気の予防も期待できます。

なお、2020年12月により肛門がんや尖圭コンジローマの予防を目的に、9歳以上の男性を対象に4価ワクチン(ガーダシル)の接種が開始されています。

9価ワクチン

最も多くの型に対応しており、HPV16,18,6,11型に加えて、31,33,45,52,58型のウイルスもカバーします。
ウイルスの型が多いワクチンほど、子宮頸がんになりにくくなる効果が期待できます。

接種対象となる方

 

現在、無償で利用できるワクチンは9価ワクチンです。当院では「シルガード」という9価ワクチンの接種を行っております。

現在、公費でワクチン接種が受けられるのは小学校6年から高校1年相当の女子となっています。さらに2022年4月からの3年間、国のキャッチアップ接種制度を利用して無償で接種できます(※当院では大阪市に住民票を持つ方のみが対象となります)。